CROSS 矢島 慎嗣のちょっと真面目なブログ☆

滋賀県東近江市でCROSS hair × scalpというヘアサロンを経営しています。 こちらのBlogでは美容・仕事について少し真面目な記事を書く場所とさせて頂きます☆

タグ:離職率




今日のブログはかなり個人的にかたよった考え方になるのでサラッと流してくださいね⭐︎


先日、現場で仕事されているお客様が…


学校の中の仕事に行く時に現場監督から…


「学校の前の道、車は10キロ以下で走って」 っと!


「なぜ?」と聞いたら…


「以前、工事をした時に中学生が自転車4台並んで走行していたそうです。通れないので軽くクラクションを鳴らしたら…親から学校に苦情があり怖くて学校に行けないとか。
なので10キロ以下で走行、自転車が並んでいても後ろで待機。」っという事…


???


これってどうなの?


おかしい点がいくつもあるんでどこから言っていいかはわかりませんが…


①親がなぜ子供がその話しをした時に、あなたたちが道を占領してるからそうなる!
 一列に並んで走りなさい!と言わないのか?

②そんな当たり前のことをわからず、なぜ学校に苦情の電話をするのか?

③学校もなぜその電話を間に受けて対応するのか?

④よく学校もそうしてくれと業者さんに言ったな!



いろいろ思うところはあります…

こういった話しをするとだいたい

『そういう時代だから…』ってところに落ち着くんですよね?

本当にそれでいいの?っと思うわけです…

今はいいかもしれません…





よくある話。


いじめはダメ!

体罰はダメ!


当たり前ですがダメなものはダメです。

ただ、この問題もどこからがいじめなのか?どこからが体罰なのか?そこが難しいんです…


僕は過度ではない限り多少、そういったことはあってもいいんではないかと思っています。

ここで学ぶこともたくさんあるので…


結論を言うと


今の学校は


『無菌室』


何も悪いものを入れようとしません。


なので何の免疫もつかないんです。。。


そのまま、卒業…


社会に出ます!


社会は雑菌だらけです!!


綺麗事で片付くことはありません。


上下関係、ノルマ、理不尽な要求も多々あります。


そんな社会に『無菌室』からいきなり出て行けばどうなりますか?


即刻ウイルス、雑菌にやられます!!


今、美容業界だけではなくたくさんの業種で離職率が問題になっています。


その子たちの忍耐力がないのは時代のせいなのでしょうか?


何かもっと本質的なところを解決していかないと


美容業界の離職率も下がらないのかなっと!


まぁ真面目に言ってますが


いじめや体罰を肯定しているわけではないので

悪読みだけはしないでくださいね⭐︎



またこんな話しも…



では!




 



先日、恩師から…



2014-10-02-16-50-06



メールでこんなものが…


これを使ってブログを!というアバウトなリクエストをいただきました(笑)



ちなみの美容師の国家試験は年間2回あり


2回分で1年分の人数となります!



なので過去15年分のデータとなります☆



僕の受けた年は第9回らしく29,644人


その年だけでも約44,000人受験した事になります。



では最近の1年ではどうでしょう??


約25,700人



10年前と比較すると18,000人も減っています。



これにはいろいろ理由はあります。


少子化。


10年前より美容師という職業の人気の低下。


などなど



10年ほど前のカリスマ美容師ブームの数字が異様に高いですね…


その人たちが


僕も含めて近年独立ブーム!


美容師の人数は減っているが店が増える…


美容師が足りなくなるのは当たり前ですね!




っと思っていました!!


けれど…


よく考えてみて下さい。。。


いくら減ってるって言っても


この人数がみんな美容師を続けていれば…


美容師は余ってきませんか??


という事は…


美容師を辞めてる人数が多いのでは??



就業率は40%弱と言われています。



免許を持っていても4割の人しか美容師をしていないんです…



確かに僕のまわりでも



免許を持っていても美容師していない人多いです。



女性は結婚、妊娠、出産で休業中の方もおられますが…



なので、このままいくと


上記の資料により出願者率がこのまま減っていき


就業率が40%ならば…


ほんとに美容業会人がいなくなりますね…


美容師になってもらうという事も大事なことですが…


まず、離職率を下げることを先決に考え


美容師を続けられる環境の整備が大事なんじゃないかと感じました。





この改善策や今の美容業界の現状などを何回かにわけて書いていきたいと思います☆



では!



関連記事☆



美容師の労働条件(拘束時間編)



美容師の労働条件(給料編)



アシスタントの給料を上げるには??



美容師の雇用形態。正社員とパート☆



美容師の離職☆



なぜこんなに美容室が増えるのか?





 





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で、今日の管理人さんからの朝の投稿が…





おはようございます。
蒸し暑い京都からお届けいたします。

美容業界の皆さんは、この月曜日から夏期休業のサロン、とっくに交替で休みを取り始めているサロン、んなもん無いぞ!ってサロン、様々ではないでしょうか。
お盆はさぞやお忙しかった事と思います。お疲れ様でした。

さて、これから少々美容師の離職率について考えたいと思います。

ひと昔…いや、もうふた昔かな、美容学校はまだ昼間課程で1年、通信課程で2年だった時代…そう、まだインターン制度なるものがあった時代のお話です。美容師の離職率と言うのは、それはそれは高くて5年続けばエリートと言われていました。その数も半数以下という酷いものだったのです。
現代は…と言うと美容学校は昼間課程で2年、通信課程で3年になり、かつてのインターン制度もなくなりました。で、その離職率はというと…3割ちょいってとこでしょうか。
これはあくまでもザックリ数値ですがね。
でもね、考えてみてください。
高い学校なら2年で300万は軽く必要な美容学校で、いくら現役で美容師免許とれても…ものの数カ月で離職して、バイトを始めたら親としては辛いですよね。それも潰しの効かない専門学校ですから…
それが今、業界に一歩を踏み出す背中を保護者の皆さんが押しあぐねている要因なのです。

これから数回にわたり、この離職について考えていこうと思います
皆さんの知る限りの離職者の理由なども教えていただければ幸いです。




 っということでしたので…



僕なりの見解を少し述べたいと思います。




現在、美容業会の現状として上記にもありますが離職率が高いのは本当に大きな問題となっています。




店としても雇用、教育等に



お金や人や時間を費やしているわけで…



一年やそこらで辞められると本当にしんどいだけなんですよね…



だからと言って何も教えなければ始まらないわけで…



ではなぜ美容師を辞める人が多いのでしょうか?




まず、美容師がどんな仕事か?現状を把握して業界に入ってきていない。


美容師とはどんな仕事なのか?


わかったつもりでもスタイリストになってからの仕事で


アシスタントのしんどさを想像できていなかったり…




就職活動時、入社試験を受ける前に何を確認していますか??



給料、立地条件、サロンの外観からの雰囲気で決めていませんか?



入社後…



店の方針が合わないっと言って辞める美容師も多いです。



経営方針。


レッスンのカリキュラム。


なんでもサロン見学等で聞けば答えてくれるはずですよ?


サロン側も理解してもらいたい所なので…



新人の考え方に合わせて経営なんてしていないですから…



入社したのならサロンの経営方針には従わなければなりませんし


調べて合わなければ入社試験を受ける必要もないですからね☆




後は当たり前ですが



サロンに入社してすぐにカットはできません。



どんな流れでどのくらいの期間かかるのかなども調べておく必要があります!



「現実と理想のギャップ」退職理由の中でも多いんじゃないですか?




女の子なんかは私生活で「結婚・妊娠・出産」なんかの絡みもありますからしっかり考えて頂きたいですね☆




これが美容師側が気をつけてほしい所で…




経営者が考えないといけない事もあろうかと…



経営者としてはまだまだスタートしたばかりなのでなかなか大きなことは言えませんが…



今まで、自分が働いてきたお店のオーナーの意見や自分のわかる範囲で述べたいと思いますが…



まず、入社前にサロンの経営方針をしっかり伝える。


これはものすごく大事な事と思っています。


なぜなら時代とともに流動的に考えていかないといけない部分と



ここだけは譲れない!!っと思う部分があると思うんですよね…


だからサロンコンセプト等の説明や

ターゲットの客層や年齢層。


レッスン体系やスタイリストになるまでの道のり…



昇級のタイミング



休暇の取り方などなど



多分、自分たちの入社時には考えられなかった事まで自発的に説明する必要があるのかな?っと…



これは辞めないための予防策の第一手のような気がします。



後は僕は何の文章にもアシスタント期間(スタイリストになれる年数)は3〜5年という表記をさせて頂いています。



あくまでも個人の努力、サロンの方針にも左右されるという補足説明もしながらですが…



でも、実際はどうでしょう?



お客様の求めるクオリティーも上がっていますし


スマホ復旧によりますます情報があふれる時代。(正しい情報かは別として…)


スタッフのレッスンに対するモチベーションの変化。


向上心や目標に対する向き合い方。などなど



3〜5年じゃなく


しっかり5年はかかるんではないでしょうか?


3年なら我慢できても5年はできない…


こんな事も考えられるのかなっと…


そこでクオリティーを落とすわけにもいかないので…


5年間頑張れる環境作りをするのか…


3年でスタイリストになれるような工夫をするのか…


本人のやる気にもよりますがね…



後は長所と短所をどう利用するか…


短所は最低限補い


長所は最大限伸ばす


これが一番良さそうな気がします…



サロンはチームワークで営業しますが


対お客様になれば「個」の力ですからね!


長所で合うお客様を指名に付け


お客様に失礼のないような程度の短所の補い。


もう短所を長所にしてからスタイリストではなかなか育たないような気が…



これは僕もこれから気をつけようと思いますが決して自分たちの時と同じ考えを持っている!!



とは思わないようにしようと思います!



大きな目標より安定を求める子が増えてきたり…


いい車乗ってる先輩に憧れるわけでもなければ・・・


車は走ればいい!っと思ってる子が多かったり・・・


先輩の食事の誘いを断ったりね(笑)


僕は今でもできません(笑)


など


経営の立場の話しを書くとキリがないので…


また違う記事にでも☆




結論



離職率を下げるには



雇用側と従業員が考えのギャップを埋める事。


お互いがお互いを理解する努力をして


経営者側は自分たちの時と一緒にしない。


従業員側はここと決めて入ったお店ならやりきる!


自分以上に美容師をしている先輩のいう事はほぼほぼ正しいはず!


何も嫌いで言っているのではなく後輩のために指導しているだけです。


どうでもよければ何も言いませんw


言う方も労力がいります…


経営方針を理解してから入社してください。


美容師という仕事を理解してください。


聞けば答えてくれます。



こんな事がお互いできれば少しでも離職率は下がるのではないでしょうか??



書ききれていない部分もあるのでその辺は別の機会に…



では!




 



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